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ADHD(注意欠陥多動性障害)の障がい者に向いている仕事

ADHD(注意欠陥障害)方は、忘れ物が多い、集中力が無いといった注意力が散漫になる症状やこだわりが強い、人に流されない落ち着きが無く常にそわそわしたり、動き回る(注意欠陥性多動性障害)というような症状が現れます。

 

ですので、注意欠陥障害の方はケアレスミスが多かったり就業時間内に仕事を終わらせることができないなど問題があるので、クビになってしまい働けない方も多いのが現状です。

 

ADHDの障がい者に向いている仕事の特徴

  • 自分自身で、一つのことに集中して打ち込み、誰からも束縛を受けない職業(交通量調査など)
  • 就業時間が短く、決められたマニュアルがあり、テンプレート通りに行う機械的な仕事(製造現場での検査業務など)
  • (手先が器用な場合は)職人系のお仕事(CADデータの作成など)
  • ちゃんとやり方さえ分かればやれは分かる事務の補助
  • 簡単な軽作業
  • 体を動かしたり、毎日に変化があるもの(刺激が少ないと退屈してしまい、ミスが増えるため/ただし人による)
  • 些細なミスを許してもらいやすい、おおらかな環境(介護系など)
  • 研究開発や芸術関係などの自分の想像力を発揮できる仕事
  • 時間に厳しくなく、納品時期なども厳しくなく、規則や決まり事に対してゆるい仕事

 

これらが向いている仕事の特徴だと言われています。

 

一方で向いていない仕事と言うのもあり、向いていないと言われる仕事をしても、長続きしないでしょう。

 

 

向いていないという仕事の特徴を紹介します。

 

向いていない仕事の特徴

  • 急ぐ仕事、忙しい職場(スーパーのレジ打ち、飲食店の接客業、保育士など)
  • 単純作業系の事務職や、細かいミスが許されないお仕事(薬剤師、歯科助手、看護師など)
  • 自分の裁量や臨機応変な対応が求められる仕事、人によって対応を変えないといけないような仕事(営業など)
  • 誰かをフォローしたり、気を配ったりする必要がある仕事
  • 2つ3つの事を同時にしないといけない仕事

 

これらの特徴をしっかりと押さえて仕事を探しましょう。

 

それでは、ADHDの障がい者に向いている仕事を3つ紹介します。

 

1.プログラマー

給与・待遇:月給16万円~22万円 各種手当アリ 雇用形態は契約社員・正社員

 

福利厚生:社会保険に入れる

 

必要学歴:高卒以上

 

資格・スキル:PCスキル(Word:表作成程度、Excel:図形作成程度、Power Point:新規作成程度)

仕事内容

経費処理、データ登録の管理(専用システム使用)

 

プログラマーはエンジニア職の一つで専門性の高い職業なので、慣れるまでが大変ですが仕事内容は、PC内部の構造です。
ですので、記号や数字を中心に扱うので注意欠陥障害の方でも活躍できますよ。

 

2.事務職

事務職の女性・OLのイラスト

給与・待遇:月給17万円~  正社員募集の求人が多いです。

 

福利厚生:社会保険に入れる 健康診断を行う会社もあります。

 

必要学歴:高卒以上

 

資格・スキル:パソコンの基本操作(データ入力や、メールでの連絡のやり取りをする機会が多いため、Word、Excel、メールなどの基本操作が可能なことが求められます。)

 

未経験者歓迎の求人が多いですが、歓迎するだけであって、未経験者のみを募集している訳ではありませんし、当たり前ですが経験者が優遇されます。

仕事内容

  • パソコン入力
  • 電話対応(応相談の求人多数あり)
  • 書類ファイリング
  • 郵便物の仕分け
  • 来客への対応
  • その他庶務全般など

 

事務職は、PCでの作業が中心で、近くにはいますが他人とあまり顔を合わせることがありません。

 

さらに仕事内容も電話対応から入力作業までさまざまな業務があるので自分の得意分野や興味のあることを仕事にできるのでおすすめです。未経験歓迎と言う場合も多いのでお勧めですよ。

3.薬剤師

女医・薬剤師のイラスト(職業)

給与・待遇 年収:400万円(目安です)~

 

福利厚生:社会保険に加入でき、社宅がある場合もあります。

 

必要学歴:四年制大学 卒 以上

 

資格・スキル:PCスキル・電話対応(必須)

仕事内容

  • 人事(組織・人事、評価、採用)
  • 営業戦略企画、営業戦略推進(システム構築・運用含む)
  • 製品戦略立案、製品プロモーション資材(ITインフラ含む)
  • 制作、製品Q&Aオペレーター(要薬剤師免許)、製品研修など

 

薬剤師は病院勤務か病院の近くなので、歩き回っても不自然ではありません。

 

薬剤師の資格を取得するのは大変ですが、それに見合った給料がもらえますし、福利厚生などの面でもしっかりとしています。毎日、患者さんと話せるので楽しく働く事が出来ますよ。

 

ADHDの障がい者が面接で聞かれる事

 

注意欠陥障害の方の場合は、面接で「どのくらいの間集中して作業することができますか?」ということや「どんなことに興味がありますか?」ということを聞かれることが多いようですので、面接が決まったら、頭の中を整理してできるだけ具体的に説明できるようにしておきましょう。

 

企業側に求める配慮について

 

そもそもADHDがどのような症状で、どんな失敗をしてしまいやすいかを理解してくれる会社は、まだまだ少ないのが現状です。

 

ADHDの特性がきっかけで何か失敗をしてしまったときに、根性論を説かれたり、集中力不足を指摘されてしまう事も多いそうです。

 

なのであらかじめADHDの特性をしっかり説明したうえで、相手の反応を見ることが大事です。(まぁ、そうはいっても大丈夫でしょう)と思っている会社は本当に多いですから。

 

自分から行動を起こさなければ仕事は見つからないでしょう。障がい者でも就職するチャンスなんていくらでもあるんです。

あとがき

 

ADHDは言葉の知名度の割に理解が進んでいない障害の一つです。

 

ADHDの障害を抱えていても、壁を作らずに自分から理解の輪を広げるようにしましょう。

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