双極性障害についてはこちらの記事で詳しく解説を踏まえて説明させてもらっていますが、双極性障害とは鬱病の一種ですが、鬱(極端に落ち込み何もやる気が出ない状態)に加えてテンションがハイになる時(躁うつ病期)もあります。まぁ、なかなか難しい病気ではあります。
長く働ける工夫をしなければ、転職を繰り返すことになります。ですが、工夫次第で長く働けるようになります。
双極性障害の障がい者に向いている仕事を3つ紹介します。
1,事務職
給与・待遇:月給17万円~ 正社員募集の求人が多いです。
福利厚生:社会保険に入れる 健康診断を行う会社もあります。
必要学歴:高卒以上
資格・スキル:パソコンの基本操作(データ入力や、メールでの連絡のやり取りをする機会が多いため、Word、Excel、メールなどの基本操作が可能なことが求められます。)
未経験者歓迎の求人が多いですが、歓迎するだけであって、未経験者のみを募集している訳ではありませんし、当たり前ですが経験者が優遇されます。
- パソコン入力
- 電話対応(応相談の求人多数あり)
- 書類ファイリング
- 郵便物の仕分け
- 来客への対応
- その他庶務全般など
事務職は、PCでの作業が中心で、他人とあまり顔を合わせることが無いので、双極性障害の人でも活躍できます。さらに仕事内容も電話対応から入力作業までさまざまな業務があるので自分の得意分野や興味のあることを仕事にできるのでおすすめです。
2,システムエンジニア
給与・待遇:月給17万円~ 雇用形態も様々です。
福利厚生:社会保険に入れる。
必要学歴:(一応)高卒以上
資格・スキル:PCスキル(Word:表作成程度、Excel:図形作成程度、Power Point:新規作成程度)
- 経費処理
- データ登録の管理(専用システム使用)
想像できると思いますが、システムエンジニアは、専門性の高い職業です。しかし、自分のパソコンを持ちこんで仕事ができるため、極力他人との接触を断つことが出来るので、双極性障害の障がい者でも安心です。さらには、いずれ在宅ワーク等に切り替えることもできます。
3,介護職
給与・待遇:年収200万円~+各種資格手当
福利厚生:社会保険に入れる
必要学歴:高卒以上
資格・スキル:普通自動車免許(アルバイト、パートは必須ではありませんが、正社員は必須)、基本的に未経験歓迎、(あれば尚可)介護の経験、社会福祉関係の資格
- 入浴・昼食など身の回りに関するサポート
- 機能訓練・アクティビティ・趣味活動のサポートなど
介護職は、いろいろな年代の患者さんと関われるので毎日楽しいですよ。勤務場所も病院や介護施設なので双極性障害の人でも安心して働けますよ。そして、介護職は万年人手不足ですから、余程ではない限りは通院などの融通が利きます。
双極性障害の障がい者が面接で聞かれる事
双極性障害の人の場合は、「どのような時に気分が落ち込みやすいですか?」という質問や「気分が高揚するのはどれくらい続きますか?」というような質問をされることが多いです。これは採用するにあたり企業側としては知っておきたい内容です。
ですので、症状が出た時や、出る前のことを振り返って具体的に説明できるようになっておきましょう。自分でわからない時は、自分と近い人に聞くようにしましょう。
他にも会社に伝えておくべきことがあるのであれば伝えておくようにしましょう。
最短1ヶ月で動画編集スキルが身につく!【クリエイターズジャパン】
フリーランスで仕事をするようになれば、誰かと関わることが苦手だという人は、障がい者とか健常者とか関係なく仕事をする事が出来ますし、このようなオンラインスクールなら直接顔を合わせることがないので、技術を身につける段階から人と関わることはありませんし、仕事を始めた後も人と関わることはありません。収入も決して定収入と言う訳ではないので、動画編集だけでも十分に生活する事が出来ます。
あとがき
双極性障害の障がい者は、障がい者からも付き合いを敬遠されることが多いです。僕が昔出会った双極性障害の人は、僕以外から話しかけられていませんでした。