新型コロナウイルス感染症の政府が行った対策と日本医師会の対策は、どちらも間違っていると、まぁ似たような批判なら良くききましたが、読めば読むほど納得できます。
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価格:1,540円 |
こちらは、元キャリア官僚の田口勇さんが暴露した本で、簡単に言ってしまえばよくありそうな暴露本なんですが、内容が凄まじいです。ダマす(第1章)、サボる(第2章)、間違う(第3章)と上手く3章構成になっている本です。
特に、後半の第2章と第3章は物凄く勉強になりました。
この本を読んでわかること
厚生労働省はブラックな企業ではなく、サボろうと思えばいくらでもサボれるそうです。この本に書かれている内容が絶対正しいとは言いませんが、厚生労働省の話を読んで、どれだけヤバいかがわかると、過去の政策がどんな意味で行った政策課が見えてきて、政府と言うものを信用できなくなります。
主に2020年~の新型コロナ対策や、2021年からの新型コロナワクチン接種を仕切る立場にあった厚労省の裏側が、データの裏付けとあわせて語られる。天下り問題や残業問題、利権問題など、触れ辛い実態も掲載されていて興味深かったった対策の真意が見えてきます。