中国はお隣の国ですけど、障がい者福祉についてどんなふうになっているのか良くわからないのではないでしょうか？
まぁ、他の報道はあるでしょうが、視聴率が取れそうにない話題に関してはメディアも報じたりしないんでしょう。
ですが、中国にも当然ながら障がい者は居ますし、中国も先進国ですからそれなりの対策を施しているでしょう。
では、中国の障がい者福祉とついでに台湾やチベット自治区の障がい者福祉に関して解説します。
中国の障がい者福祉について
中国においては、障がい者福祉に関する法律や政策が整備されていますが、現実的にはまだまだ課題が残されています。
中国政府は、1990年代から障がい者福祉政策を進めており、2008年には「中華人民共和国障害者保障法」が制定されました。
この法律では、障がい者の人権保護や福祉を実現するために、政府や社会の責任を明確化し、障がい者に対する差別や偏見の撤廃、障がい者の教育・就労・医療・福祉などの支援策を講じることが定められています。
しかし、現実には障がい者に対する社会的差別や偏見が根強く、障がい者にとっての社会参加や権利行使が困難な状況が続いています。
また、障がい者に対する支援策や施設の質の低さや不足、地域格差なども課題となっています。
近年は、社会の意識改革や法律制度の整備、福祉施設の充実などが進められていますが、改善にはまだまだ時間がかかるでしょう。
台湾の障がい者福祉について
台湾は、障がい者福祉に積極的に取り組んでおり、比較的進んだ状況にあります。
台湾政府は、障がい者に対する支援策を整備するため、1980年代に「障がい者福利法」を制定しました。
この法律に基づき、障がい者の自立支援、社会参加、人権保護などに関する施策が展開されています。
台湾では、障がい者の就労支援に力を入れており、障がい者用の雇用施設や就労支援センターなどが設置され、障がい者の就労機会を増やす取り組みが行われています。
また、障がい者が自立して暮らすための福祉サービスも充実しており、居住支援や日常生活支援、医療・リハビリテーションなど、多様な支援が提供されています。
さらに、台湾では障がい者団体や市民団体が積極的に活動しており、障がい者の権利や福祉を守るための運動が盛んです。
政府と市民が連携して、障がい者福祉を改善する取り組みが進められています。
しかし、台湾でもまだまだ課題が残されており、特に地域格差や障がい者の就労環境の改善などが課題となっています。
今後も、台湾政府と市民が協力して、障がい者福祉を改善していくことが求められています。
問題は似ている
どの国も、地方の整備が進んでいませんね。
電線と同じですね、地下に埋めたいけど埋められない。
バリアフリーにしたいけど、全てをバリアフリーにするとなると大変ですから、なかなか進みません。
電線もバリアフリーも最初から実施していれば何の問題もなかったんですよね。
どちらも注目され始めたのは最近になってからですけどね。
あとがき
経済大国な事と、障がい者福祉に関しては関係ないんですね。
ですが、中国は変わったことをして、世界を驚かせるイメージがあるので3Dプリンターとかで格安な電動車いすとか作りそうですね。