各国の障がい者福祉に関しては意外と知られていないんですよね。
まぁ、障がい者自身も知ろうとしませんし、障がい者福祉に関わる人でも日本の障がい者福祉の状況を知っていれば構いませんからね。
最近よく名前を聞く、ロシアとウクライナの障がい者福祉について解説します。
ロシアの障がい者福祉について
領土が広いという割には、ロシアにおいて障がい者福祉は改善が必要な状況にあります。
ロシアには障がい者の権利に関する法律がありますが、実際には障がい者に対する支援やサービスについては不十分であり、障がい者が十分な支援を受けることができない状況が多く見られます。
例えば、障がい者が公共交通機関を利用する際には、バリアフリー設備が整っていなかったり、乗り降りの際に支援が必要な場合には支援者がいないことが多いため、移動に困難を感じることがあります。
また、就労においても、障がい者雇用の促進や支援策が不十分であるため、障がい者が就労することが難しい状況にあります。
ロシア政府は障がい者に対する支援やサービスの改善に取り組むことが求められていますが、まだまだ改善の余地があると言えます。
戦争をけしかけている場合じゃないですよね。
ウクライナの障がい者福祉について
ウクライナにおいても障がい者福祉は課題が残されていますが、政府が積極的に取り組んでおり、改善の兆しが見られます。
ウクライナには障がい者に対する法的保護や支援に関する法律があります。障がい者に対して、社会福祉、医療、教育、雇用支援など、多岐にわたる支援が提供されています。
さらに、ウクライナ政府は障がい者に対するアクセシビリティーの向上に力を入れており、公共交通機関や施設、インターネットなどのバリアフリー化を推進しています。
また、ウクライナでは障がい者スポーツの発展にも力を入れており、パラリンピック選手団を積極的に支援しています。
ただし、まだまだ改善の余地があります。
例えば、障がい者が雇用を受け入れることは依然として課題であり、障がい者に対する差別や偏見も残っています。ウクライナ政府は、これらの課題を克服するための施策の推進に取り組んでいます。
戦争で障がい者の避難民はどうしているのか？
ロシアとウクライナと言えば、戦争状態にある国ですが、ウクライナでの障がい者の避難民はどうしているのでしょうか？
ウクライナでの紛争や戦争の影響により、多くの人々が避難を余儀なくされています、その中には障がい者も含まれていると考えられます。（残念ながら、国を守ろうと武器を持っても戦力にはなりませんからね。）
戦争による避難生活は、障がい者にとっては特に困難な状況を生み出す可能性があります。
避難先にはバリアフリー設備が整っていなかったり、必要な医療や支援が十分に受けられなかったりする場合があるためです。
さらに、戦争によって身体的な障がいや精神的なトラウマを負った人々が多数いるため、避難生活においても支援やケアが必要となることが考えられます。
ウクライナ政府は、戦争や紛争によって被害を受けた人々、特に障がい者やその家族に対する支援を積極的に行っています。例えば、物資の提供や医療支援、心理支援などが行われています。
しかし、戦争の影響が長期化することで、支援が十分に行き届かない状況も生じる可能性があります。
そして、身体障がい者に関してはこれからも増え続けるでしょうね。
あとがき
戦争の内容ですら細かく報道されるわけではないですから、障がい者福祉に関して細かく伝えられるわけがありません。
ですが、障がい者と言うものは世界中にいるって事です。