うつ病とはいつからか一般的に使われるようになりました。
ですが、うつ病と一言で言っても色々とあります。その中で気分変調性障害という障害があります。
症状は訳もなく落ち込んでやる気が出なかったり、不眠・倦怠感・集中できない・判断力の低下といった症状があります。
気分変調性障害の人にも障害の特性を理解する事でわかる、向いている仕事と言うものがあります。その向いている仕事を紹介します。
1,軽作業
給与・待遇:月給16万円~20万円 契約社員 交通費支給の所が多い
福利厚生:社会保険に入れる (健康診断が実施される場合もある)
必要学歴:高卒以上(不問の場合もある)
資格・スキル:不問
- 製品の取引先への納品、返品に関わる作業
- 検品(地域色が強い)
- 値付け(値付けが必要な商品の場合)
- 発送依頼書に基づき対象製品を揃え梱包→発送 等
軽作業は単純ながらもさまざまな作業があるので、気分変調性障害の障がい者でも働きやすいです。仕事内容も最初は1つの業務だけですが慣れてくれば色々な業務を任せてもらえるのでやりがいがあります。
2,清掃業務
給与・待遇:月給18万円~(正社員) その他:地域の最低賃金の時給
福利厚生:社会保険に入れる 制服がある場合もある
必要学歴:不問
資格・スキル:不問
建物や館内の清掃業務
清掃業は作業内容が、ほぼ同じことを繰り返すという業務なので変調性障害の障がい者でもとりくみやすいです。
配属された場所によっては従業員の人たちとも多少のかかわりを持つこととなります。
3,商品管理
給与・待遇:16万円~ または日給7,000円~ 契約社員・アルバイト(休日出勤の可能性があります)
福利厚生:社会保険に入れる
必要学歴:高卒以上
資格・スキル:不問
- 検品、ピッキング、商品仕分け
- その他関連業務など
商品管理は基本的にマニュアルがあります。完全にやることが決められているので気分変調性障害の障がい者でも楽しく働けます。仕事内容も商品の管理から品数の入力までさまざまな作業があるので自分のスキルやセンスを活かすことができますよ。
気分変調性障害の障がい者が面接で聞かれる事
気分変調性障害の障がい者の場合は、「どのくらいの時間集中できますか?」「どんな時に落ち込みやすいですか?」「倦怠感はどのような時に感じますか?また、どれくらいの時間続きますか?」という質問をされることが多いです。
普段の自分を振り返ってみたり、近しい人に自分の事を尋ねたりして面接前に対策しておきましょう。
企業側に求める配慮について
気分変調性障害の障がい者が、会社に求めるべき配慮事項として「物事を自分で決めるのが苦手なので、できるだけ具体的にアドバイスして頂きたいです。」というように自分を客観的に分析して得意なことや苦手な事を把握してなるべく具体的に伝えるように心がけることで企業側も対応しやすくなりますよ。
フリーランスで仕事をするようになれば、気分がすぐれない時にはスグに休憩したり、自分の障害に合ったペースで仕事をする事が出来ますよ。自分以外の人が働いている訳ではないので、他人の目が気になるなんてこともありません。
堂々と休むことが出来ます。在宅ワークの一つではありますが、定収入ではないので、動画編集の仕事一つで十分生計を立てることが出来ます。
あとがき
気分変調性障害の場合はうつ病の一つという事もあり、似たような症状の障害名がいくつかありますが、その違いが微妙でも、向いている仕事と言うのは変わってくるので、自分の障害についてはしっかりと把握する事が大事です。