雑学

前向きに終活しよう

終活とは「人生の終わりを迎えるための活動」の事です。生まれたなら死ぬ。こればっかりはどれだけお金を積んでも、どれだけ権力を行使しても、どうにもなりません。受け入れる以外ありません。

社会的背景からこの言葉は生まれた

日本の総人口は第二次世界大戦後に増え続けて日本を世界第2位(現在は3位)の経済大国となるまで高度経済成長期を支えてきました。ですが、2010年をピークとして減少へと転じます。これは出生率の低下のためだと言われています。出生率は下がっても、平均寿命は長くなり、65歳以上の高齢者は増え続けます。

このままの調子で何も対策を取らなければ、2035年頃には日本の人口の約3の1を占めるようになると予測されています。

社会は急速に少子高齢化が進みますが、政府が何か対策を講じるわけではありません。正確には対策を講じては裏目に出ているだけです。こんな感じなんで老後を政府に任せられないと思う人も多いでしょう。

年金もアルバイトなどをしないと、ギリギリ生活できる程度しか入ってこないような状況です。そのため現代では高齢者の間では、周囲に迷惑をかけずに人生を終わるための準備するという人が自然と出てくるようになりました。

20世紀初頭のように一組の夫婦でも、多い場合は10人近い子をもうけた時代もありました。その時代には、分担して親の老後の世話や故人の後始末を行うことができましたし、それが当たり前でした。ですが、現代のように子供1人または子供がいない夫婦や、未婚者が珍しくない時代には、子供の世代へ大きな負担はかけられないと思う人が増え、さらに昭和の時代に比べて地域社会での人間関係も希薄になっており、社会現象として“終活”をする事が今度は当たり前になっています。

具体的に何をするのか?

終活とは言いますが、つまりは生前整理の事です。生前整理とは生きて動ける間に行う、身の回りの物品の整理と社会的な関係の整理の事です。

物理的物品の整理

別居する子供がいる場合でも、遺品が多いと子供にとって親の家の片付けが大きな負担となり、処分に困る遺品や、ゴミにしかならない遺品などが多い場合は専門の遺品整理業者を雇うという人も増えています。出来れば早めに必要ないものは処分して、歳を実感しだしたら体が動く間に、今の自分にとって本当に大切な物をできるだけ少量の物だけに絞っておくことが大切です。また、自分では良くわからないかもしれませんが、電子データの情報やインターネット上での情報について前もって整理しておく、本当は削除しておく方が良いのですが、直前まで使用する事になるかもしれないので、ログインIDやパスワード等の情報を残して対応を決めておくことも必要です。

社会的関係の整理

企業や団体で活動している場合に多くみられるのは、健康なうちに後継者を育て、いつ動けなくなっても代役がいるようにしておく事です。芸能界でもジャニーズ事務所の事が世間では有名ですね。また自分がいないと動かないような重要な役は降りて、身軽になっておく必要があります。近年では亡くなった後に、お世話になった方々にメールなどで、感謝とお別れのメッセージを送る代行サービスも現れました。さらに高齢者の中には、付き合いが深い人以外には、年賀状を「今年が最後」として送り生前に打ち切る人もいるようです。

生前葬

終活において最近増えている事が生前葬というもので、没後の葬儀を準備しておくだけでなく、存命中に知人らとのお別れを済ませておくのが「生前葬」というものです。葬儀会社のほか、旅行会社などが手配を引き受けるようになっています。

まとめ

終活に関連した事業や資格は今後ますます増えるでしょう。それも時代と言うべきなのでしょうか?ちなみに、埋葬に関しても決めておく必要があります。それは遺骨をどのように処理するかです。従来、遺骨は家の墓地に埋葬するのが当たり前でした。ですが近年は墓地を維持する費用もばかにならなくなり、子孫が墓地を守る負担軽減や供養してくれる子孫がいないため、墓の継承者がいなくなって墓地が放置され荒れるという問題が改めて注目され、人は亡くなったら土にかえるという事で永代供養の樹木葬なんかも増えています。

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