世の中には様々なタイプの車椅子があります。電動車椅子と一般的な車椅子と大きく2種類に分かれるところから始まり、電動はだいたいが通常タイプと簡易タイプの二つに分けられています。
ですが、今回は僕も利用している一般的な種類について4種類紹介させてもらっている記事となります。
自走介助兼用型車椅子

これが僕が利用している種類の車椅子で、恐らく病院でも、このタイプの車椅子が一番多く使われているのではないでしょうか?
簡単に説明すると自身での操作はもちろん、介助者が後ろから操作することも可能なタイプの名前から連想できるような特徴の車椅子です。
自走式車椅子の特徴である「大きな車輪」と「ハンドリム」、介助式車椅子の特徴である「介助用ブレーキ」を兼ねそろえています。
電動車椅子もベースは自走介助兼用型が多いのではないでしょうか?あくまでも僕が知っているだけの知識ですけど。
自走式車椅子

この種類の車椅子は自走介助兼用型車椅子と若干似ています。
後輪が大きく、ご利用者様がご自身で操作できるよう後輪の外側に 「ハンドリム」と呼ばれる操作部(取っ手)がついています。
後輪は他にも「駆動輪」・「大車輪」と呼ばれる場合があります。
メーカーによって異なりますが後輪の大きさは18インチから24インチのタイヤが一般的。
介助用のブレーキ等が無いので、室内での使用をおススメします。
やはり介助用のブレーキが無い分軽いとは思いますが、1㎏前後だと思われるので、個人的にはこのタイプはおススメ出来ません。
介助式車椅子

この種類の車椅子はタイヤが小さく、ハンドリムもついていない車椅子です。病院というより、老人介護の施設にあるイメージで。
コチラはタイヤが小さかったり軽量化されているので収納に適しています。
また全幅も自走式のものに比べて小さくなるという特徴があります。
逆にこのタイプのラージサイズを見た事がありません。
車椅子利用者がご自分でこぐことがない、または外出用などに適しています。僕の祖母がこの車椅子を使っていました。
介助者が介助しやすいよう、ハンドグリップや介助ブレーキの有無を確認しましょう。
リクライニング車椅子

この種類はあまり街中で観る事が無いと思います。僕も病院に入院している間のわずかな期間しか利用していないので詳しくはわかりませんが、こちらを利用している人もいらっしゃいます。
こちらは、自身で姿勢を変えられない利用者の場合において、一般的には介助者が車椅子のキャスタを上げてお尻にかかる圧力を変える必要があります。こちらで、自走する人は先ずいないでしょう。
介助者が利用者の姿勢を変える際の負担を軽減するため車椅子にはティルト・リクライニング機能がついているものがあります。
まとめ
今回は大まかな4種類について紹介しました。「自走介助兼用型車椅子」「自走式車椅子」「介助式車椅子」「リクライニング車椅子」それぞれに更に細かくタイプがあります。ですが、車椅子の場合はこの4種類です。