障がい者が就職・転職する場合は障がい者専門のリクルートサイトに登録してエージェントを利用したほうが良いです。何故なら、エージェントを利用して就職・転職をする場合の採用率は、自己応募で採用されるよりも25倍の採用率だそうです。

おススメするサービス 障がい者

聴覚障害の障がい者に向いている仕事

聴覚障害者は割と有名な障がい者ですが、どの程度から聴覚障害者と言われるのかはあまり知られていません。

 

聴覚障害者が聞こえる音は、小さくてもやかんの音がやっと聞こえるレベル(70デシベル)です。

 

これが、2級の聴覚障害者だと100デシベル以下が聞こえず、どのような音かと言うと電車のガード下で電車が通り過ぎるくらいの騒音です。

 

さらに、大きい声の会話は50〜60デシベルくらい、会社での普通の会話は30デシベルくらいです。

 

2級ともなると補聴器がないと会話が難しいです。

 

日常生活でいうと、コンビニの店員さんの声が聞こえづらく、電話の聞き取りが困難なレベルです。

 

聴覚が不自由なので、会話が上手くいかず人間関係もうまくいかなくなり離職してしまう人が少なくありません。

 

ですが、聴覚障害者の人って今までの人生で結構会いませんでしたか?

 

なぜなら、聴覚障害者の方は企業からの需要があるので、転職もしやすいと言われています。

 

障がい者雇用の中でも聴覚障害者の労働市場は売り手市場で、無職の方は比較的少ない方です。

 

難聴だから仕事がなく、転職も難しいというのは過去の話になりつつあります。

 

そんな聴覚障害者に向いている仕事を3つ紹介しますので、今後の就活の参考にしてもらうとありがたいです。

1,一般事務

給与・待遇:月給15万円~19万円  正社員募集の求人が多いです。

 

福利厚生:社会保険に入れる 健康診断を行う会社もあります。

 

必要学歴:高卒以上

 

資格・スキル:パソコンの基本操作(データ入力や、メールでの連絡のやり取りをする機会が多いため、Word、Excel、メールなどの基本操作が可能なことが求められます。)

 

未経験者歓迎の求人が多いですが、歓迎するだけであって、未経験者のみを募集している訳ではありませんし、当たり前ですが経験者が優遇されます。

仕事内容

  • パソコン入力
  • 電話対応(応相談の求人多数あり)
  • 書類ファイリング
  • 郵便物の仕分け
  • 来客への対応
  • その他庶務全般など

 

PCでの作業が中心で、近くにはいますが他人とあまり顔を合わせることがありません。

 

さらに仕事内容も電話対応ナシという業務から入力作業までさまざまな業務があるので自分の得意分野や興味のあることを仕事にできるのでおすすめです。未経験歓迎と言う場合も多いのでお勧めですよ。

2,ネイリスト

給与・待遇:その地域での最低時給の場合が多い

 

福利厚生::雇用保険、労災保険、社員割引制度、技術勉強会など

 

必要学歴:高卒・ネイルスクール卒(フット・アクリル・カルジェル修了)以上

 

資格・スキル:ネイルサロンでの勤務経験、※カルジェルのディプロマがない方は、入社2ヵ月以内に社外もしくは社内のカルジェルスクールで受講する必要があります。

 

  • ネイルクイックにいらっしゃるお客様に接客、施術(ハンドケア・フットケア・カラーリング・カルジェルなど)を行います。
  • 会計や商品の販売、片付けや掃除なども店舗スタッフ全員で協力して行います。

その他、勤務先での業務全般をスタッフが行います。

最近では、需要が高い職業です。

3,技術職

給与・待遇:その地域の最低時給の場合が多い

 

福利厚生:社会保険に入れる

 

必要学歴:高卒以上

 

資格・スキル:不問(職業によっては普通自動車運転免許(AT限定可)が必須の場合もあります)

仕事内容

  • 輸送機械の整備(トラックボディやトレーラなどの大型輸送用機器の製造及び販売をしている大型車の完成車メーカーの場合)

聴覚障害の障がい者は通常の音は聞き取りづらいという難点がありますが、技術職などは機械が物凄く大きな音を立てたりしてもどうじないという利点もあります。

 

自分の特性をうまく活かすことが出来ます。

聴覚障害の障がい者が面接で聞かれる事

聴覚障害者の面接では、補聴器をして、どれくらいの音が聞こえるのかは必ず聞かれることです。

 

具体的にどの程度聞こえるのかを説明できるように「大きな声での会話」「小声の会話」「会議のマイクを通じた声」など、面接が決まったら準備しておきましょう。

企業側に求める配慮について

電話対応は、出来る限り避けてもらうように伝えましょう。

 

補聴器はずっと装着していると疲れるので、適宜休憩を取らせてもらうことも配慮してもらいましょう。

 

周りの人に話しかけられて、反応できずに誤解されるのを避けたいなら、自分が聴覚障害者であることを、できるだけ周りの人に伝えて欲しい、といった要望もしておいたほうがストレスは溜まりません。(この配慮をお願いする聴覚障害の障がい者は多いようです)

先天性の聴覚障害の障がい者の場合は、手話を出来る場合が多く、既に働いている人が多いです。

 

こちらは、後天性の聴覚障害になった障がい者に向けたカリキュラムを組んでいる就労移行支援事業所で、後天性の障がい者は聴覚障害と言う状況に慣れていないので、こちらで聴覚障害に特化したカリキュラムを行っている就労移行支援事業所に通いましょう。

あとがき

聴覚障害の障がい者は一般の学校を卒業している人が多く、大学を卒業されている場合も珍しくはありません。

 

先天性の聴覚障害の障がい者は自分で自分の事を良くわかっていますから、今回の仕事はどちらかと言えば後天性の聴覚障害の障がい者に向いている仕事ですね。

 

-おススメするサービス, 障がい者
-, , ,

Copyright© 障がい者別の職業紹介所 , 2023 All Rights Reserved Powered by AFFINGER5.