何の規制もされていないGWが遂に始まります。旅行や帰省する人が多いでしょうけど、ほとんどの車いす利用者もその家族もある事で悩むのではないでしょうか?ホテルを探すのは良いけれども、そのホテルは果たしてバリアフリー化されているかどうか?という事。電話して問い合わせるなり、ホームページでじっくりと調べるなり様々な方法があります。ですが、旅館は古い建物だったりするので、電話で問い合わせる必要がありますが、ビジネスホテルなどは、ほぼバリアフリーに対応しています。
ほとんどのホテルがバリアフリーに対応しているのですが、初めての場合注意した方が良いことがいくつかあります。注意しなければいけない点について紹介します。僕と同じ車いす利用者の役に立てば幸いです。
必ず予約してから車椅子利用者という事を伝える
車椅子利用者の場合は、ユニバーサルルームが用意してある場合があります。先に一般的な部屋を予約しましょう。予約の時に「ホテル側に伝えておくこと」を記述することになるので、その時に自身が車いす利用者である事を伝えましょう。自分がどこまで対応できるか?介助者はいるのか?そんなところです。
ほとんどの場合は暫くしてからホテル側から部屋の変更を促される連絡があります。ですのでその時に変更しましょう。よほど日にちが迫っていない限りユニバーサルルームは空いています。ホテル側は健常者のユニバーサルルームの使用を避けるためにホームページなどに情報を載せていない事があります。
これが旅館となると話は変わってきます。
対応しているというか、もともと段差がないような旅館だったり、後から無理やりバリアフリーっぽくしていたりします。過去に実際、電話して車いす利用者ですが、大丈夫か聞いたら、「はい、大丈夫です。」と言われて安心していたら、スタッフが手伝うから大丈夫という意味でした。
僕としては、車いす利用者が一人でウロウロ出来るのかという意味で言ったつもりでしたが、向こうは違ったようです。
「どう大丈夫なのか?」そこまできちんと聞いた方が良かったですね。
目的地について下調べをした方が良い
ホテルの心配をするよりも、ホテル以外が目的地の場合はそちらを心配しましょう。トイレや駐車場、混雑具合や食事をする所。それに、目的地となるようなホテルなら間違いなくバリアフリーに対応しています。その周辺施設も完璧にとは言えませんが対応しているでしょう。
あとがき
GWは健常者にも、障がい者にも、当然車いす利用者にも平等にやってきます。今年から車椅子利用者の人は、車いす利用者として初めてのGWですね。車いす利用者も当たり前に楽むために少しでも役に立てば幸いです。