障がい者雇用でエージェントに登録したりするとまず、履歴書、職務経歴書、障がい者手帳のコピーを送って欲しいとお願いされますよね。
新卒だったり、就業経験が無い人は書く必要がありません。
非正規雇用の場合でも、きちんと職務経歴書に書いて下さい。
履歴書と障がい者手帳のコピー、この二つはスグにどんなものなのかわかりますが、職務経歴書ぉ?なんじゃそりゃって思う人も居ると思います。
実際僕も最初はそうでした。
この職務経歴書ですが、障がい者雇用の場合は職務経歴書は履歴書よりも重要視する企業もありますので、書き方を知っておいて損はないと思いますし、これから誰かに書き方について説く機会があるかもしれません。
- これまでの職務経験を具体的な仕事内容とそれによって、どのような知識とスキルを得られたか?
- 経験から得た知識やスキルをどのように志望した企業で活かせるか?
上記を「職務経歴書」に書きます。
という訳で、職務経歴書の書き方について解説します。
Contents
職務経歴書の概要
これまでに、自信が経験した業種や業界の概要を、100字程度にまとめましょう。
読みやすいように時系列順や箇条書き等で書き出しましょう。
概要を書く理由ですが、採用担当者が簡単にどんな仕事をしてきたかを確認するためです。
一つ一つに目を通すための手間を省くための重要な項目です。
これをきっかけに、その後の詳細な内容に興味を持ってもらえるように、募集職種との共通点などを中心として書くのがポイントです。
経験した職業(職務経歴)
自分の経験した職業を時系列順に書きましょう。
現職の場合や、離職する前に属していた企業の基本情報を記入しましょう。
- 会社名
- 所属していた(配属された)所・所属業界
- 会社の規模(資本金、従業員数)
- 事業内容
- 在職期間 等
会社の規模はわかる範囲で構いません。
資本金や従業員数は詳しく調べなければ分からないケースもありますからね。
会社名「株式会社」が含まれている場合は(株)など略すのはやめましょう。
自分の経験をどう活かせるのか?
自分がこれまでに経験したことから、どういった知識やスキルを得て、それを応募先の企業でどう生かせるのか?をアピールしましょう。
自己PR
応募先に自分を売り込みましょう。
持っている資格や保有しているスキル等を含めて、志望した企業に対する熱意や意欲などを、採用担当者に訴えかけましょう。
ここで疑問に持った人も多いと思いますし、僕も疑問を持ちましたが履歴書にも「自己PR」を書きましたが、同じで良いの?違う方が良いの?って疑問です。勿論同じはダメです。
方向性は同じでも、違う文章を書きましょう。
丸写しや、コピペはダメです。
手を抜いていて、仕事も慣れてくると手を抜くと思われるかもしれません。履歴書に書く「自己PR」と職務経歴書の「自己PR」の違いについて解説します。
履歴書
スペースに限りがあるので端的で大丈夫です。「自分の強みは○○な事です。」「〇〇は自信があります。」など職務経歴書を提出する場合はこれくらいでも問題ありません。
職務経歴書
自分の強みや自信がある事をどう業務に活かせるのか?
自分がもしも入社した場合、強みや自信がある事を活かしてやりたいこと等、具体的で詳細な内容を書きましょう。
障がいについて
障がい者手帳に書いてある障がい名や等級、病院に通院している場合、どれくらいの頻度で通院しているか?
かかりつけ医は何処の病院なのか?
何かあった時に決まった病院があるのか?
何かあった時に応急措置は必要か?
薬を服用しているなら薬の名前や飲むタイミング、そして、障がいに対する必要な配慮等、とにかく詳細に書いて下さい。
営業職で一般雇用の職務経歴書ですが、大まかにはこんな感じです。
出典:転職Hacks|【営業職】職務経歴書の書き方ポイント&サンプル
この通りに書く必要はありません
上にある例のように書かなければいけないという訳ではありません。
どういった順番で書いたとしても良いですし、資格やスキルがなければ、わざわざ項目を作る必要もありません。
職務経歴とともに何が出来るのか?
をアピールする書類ですから、出来ない事をアピールする必要はありません。
そんなことをしても自分を追い込むだけです。
エージェントを利用する
エージェントを利用した場合は、履歴書と職務経歴書をエージェントに提出してチェックしてもらえます。
そして、問題なければ提出した履歴書と職務経歴書を志望する企業の採用担当者に提出してくれます。
初めて職務経歴書を作成する場合はチェックしてもらうためだけでも構わないので、障がい者雇用に特化したエージェントを利用する事をお勧めします。
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