知的障害の障がい者にも色々あるでしょう。
色々あるでしょうが、仕事をしたいけれどなかなか仕事が見つからない。
仕事をしたいから、仕事につながるような資格を取りたいと思っても、一体どのような資格を目指したらよいのかと思う人もいるでしょう。
知的障害の障がい者だから記憶力がない?
これは単に知的障害の障がい者について理解していないし、ただの知ったかぶりな事もあるでしょう。
知り合いの知的障害の障がい者は、調理師免許を持っていますし、自動車の普通運転免許も持っています。
どうやら、知的障害の障がい者であっても、その人の興味があること平均的な記憶力があるようです。
その人は、料理は好きですが、後片付けや皿洗い等の、下積みがやる事が出来なくて、料理人の道に進んでいませんけれど。
本人が興味を持つ資格
知的障害の障がい者に向いている資格と言うのは、本人が興味を持つことに焦点を絞って考えると取得しやすいです。
逆に興味が無いのならどれだけ勉強しても覚えられません。
では、紹介していきます。
- 営利・非営利組織の会計士:この資格を持っている人は、組織の財務報告や予算作成などの責任を持ちます。知的障害者には、数字に敏感である人もいます。
- 介護福祉士:この資格を持っている人は、高齢者や障がい者を介護することに専念します。知的障害者に対して、彼らが暮らす施設での介護の仕事に向いています。
- コンピューター関連の資格:コンピューター関連の資格は、IT業界で働くことができるようにするものです。知的障害者には、IT分野での作業に興味を持つ人もいます。
- フード・ホテル・サービス業関連の資格:この種類の資格を持っている人は、レストランやホテル、スーパーマーケットなどで働くことができます。知的障害者には、人と接することが好きである人もいます。
- 手芸・美術関連の資格:この資格を持っている人は、手芸や美術に関連する仕事をすることができます。知的障害者には、創造的な能力がある人もいます。
- 絵本・紙芝居関連の資格:この資格を持っている人は、絵本や紙芝居の制作や販売に関わることができます。知的障害者には、絵や物語に関する好奇心がある人もいます。
資格を取ろうと思ったのなら上記を参考にしてみてください。
中には、決められた学校に通う事で卒業するときには必ず取得できる資格もあります。
ですが、何度も言いますが知的障害の障がい者の特性の一つとして、興味が無い分野の事に関しては、全く記憶しません。
なので、興味のない資格の学校に通ったところで、興味が無いから単位が取れず、留年か退学かのどちらかでしょう。
ただ、資格を取ったからと言って必ず思った通りの就職が叶う訳ではありません。
あとがき
知的障害の障がい者の親は、子供が興味を持つ分野に関する資格について調べてあげると良いかもしれません。
そして、まだ中学生の知的障害の障がい者の親は子供を特別支援学校に進学はさせないほうが本人の将来の為です。
本人の興味を尊重して定時制高校などに通った方が良いです。
社会福祉施設なら、中卒だろうがほぼ通う事が出来るので昼間は社会福祉施設に通って、夜は高校に通ったりして手に職をつけるのが良いです。
それに特別支援学校は卒業したとしても、実際の学歴は中卒と変わらない場合があり、学歴として扱ってくれない企業が多いからです。