車椅子の生活

車椅子だと当てにならない「徒歩何分」

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車椅子の僕が選挙に行かない理由

〇〇まで徒歩何分。っていうのは、当たり前ですが健常者を基準に割り出しています。それは仕方のない事です。世の中は健常者が多いですし、右利き用に出来ている物が多いですから。

〇〇まで歩くと×分だからってこの計算で車椅子の場合を考えたとしても、車椅子だと…あてになりません。

たとえば、徒歩2分の道を車椅子なら5分で行けるとしましょう。ですが、目的地へ向かう途中に道路があったら、どうしますか?歩ける人は、少し離れたところから車が来ていても道路を横切れば済む話です。ですが、車椅子の場合は車が止まるのを待つか、信号付きの横断歩道を探さないといけませんし、正規のルートからは外れてしまいます。

駅まで向かうのなら、選んだ物件の利用する時間帯を実際に車椅子でどれくらいか?この場合はどうか?行と帰りの時間帯での違いなどを比べないと、単純に健常者のために割り出された時間で計算するとズレが生じます。

歩ける場合と車椅子の差

歩ける人は何でもない緩やかな坂道も、車椅子の人間にとっては大変です。角度によっては一人では不可能に近いです。

現在暮らしているグループホームも駅とかスーパーとかコンビニとか恐ろしく近いですが、駅に行くには結構大変な道のりがあり、車の通りが朝はソコソコある道路を渡り、つぎはぎだらけの道路を通って、入り口に段差を無くすために作られたと思うのですが、結局は段差のある急な斜面を少し上り、雨の日は滑って前に進みにくい駅構内を抜けて、やっと改札。

おそらく歩けば5分もかからないような好立地の建物でしょうけど、車椅子の場合は15分くらい最短でも必要です。

ですが、最短で考えてはいけません

健常者でも同じですが、車椅子の場合は急ぐと危ないです。

危ない程度で済めば良いのですが、下手をすると頭をぶつけたりします。

特に何年も車椅子生活で慣れてきた人は、結構調子にのってこれくらい大丈夫だろうと思ってしまいますから、いつもなら後ろ向きに上る坂道を、調子に乗って前から登ってみたりして後ろ向きに転倒しそうになったりします。僕がそうです…

なので、今では余裕をもって出発して、道路は両側の車が止まってからしか渡りません。

短くて急な坂道は、後ろ向きにゆっくりと上がります。

そして、目的地にも30分以上早くついています。

なにかあった時に、車椅子だと健常者の何倍も時間が必要な場合もあるからです。

まとめ

物件選びは立地条件が良い方が契約者は増えるでしょう。

駅まで徒歩でどれくらいかを明記している場合が多いですね。

当たり前ですが、あれは「徒歩」ならどれくらいかなので。

車椅子だと、単純に自分のスピードだけで計算してはいけません。

ありとあらゆるパターンを考えるべきです。

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