ここまで、アクティブ通りこしてアクロバティックな必要もありませんが、車いす利用者でも、もっと積極的に出掛けると世界観が変わるし、知らない発見があったりしておススメです。
車いす利用者の中には障がい者も多いのもあり、自分は障がい者だからと遠慮しているのかもしれません。
僕も最初の頃は自分は障がい者だからと世間に対して遠慮がちでしたが、外に出てみると案外周りは僕に対して興味がないので、差別も何もありません。
今では、毎日のように外に出ています。
最初は近所から慣れていき、少しづつ範囲を広げていって、最終的には車いす利用者でも一人旅が出来るくらいに自立出来たら良いですね。
なのでこれから一人旅をする事になるかもしれない車いす利用者へ簡単なアドバイスが出来たらよいと思っています。
一人旅なら国内?海外?
車いす利用者が一人旅で宿泊する場合、国内と海外どちらを選択するのかは、その人の個人的な状況や旅行スタイルによって異なります。
おそらく海外旅行を一度も経験していない人は国内を選ぶでしょうけど、家族旅行などで一度でも海外を経験している人は悩むのかもしれません。
国内旅行の場合、バリアフリーの整備が進んでいる施設や地域が増えており、日本語が通じるため、コミュニケーションにも不安がありません。また、身近な環境であるため、トラブルが生じた場合にも対処しやすいというメリットがあります。
ただし、地域によってはまだバリアフリーの整備が進んでいない場合があるため、事前に情報収集をすることが重要です。
一方、海外旅行の場合、バリアフリーの整備が進んでいる国や都市もありますが、現地の言葉や文化の違い、交通手段や食事の問題、医療体制の違いなど、日本とは異なる環境に適応する必要があります。
また、トラブルが生じた場合にも、対処が困難になる場合があるため、しっかりと準備をしてから出発することが大切です。
総じて言えることは、車いす利用者が一人旅で宿泊する場合は、自分に合った旅行スタイルや目的に応じて、国内か海外かを選ぶ必要があります。
また、どちらを選ぶ場合でも、バリアフリーの整備状況や情報収集をしっかりと行い、事前に準備をすることが大切です。
国内旅行で宿泊するなら旅館?ホテル?
車いす利用者が一人旅で宿泊する場合、宿泊施設を選ぶ際にはいくつかのポイントに注意する必要があります。
ですが、車いす利用者の場合に限りですが、ハッキリとこっちが良いと言えます。
バリアフリーの設備が整備されたホテルが、車いす利用者にとっては比較的利用しやすい施設となります。
ホテルには、客室内に車いす対応のバスルームや手すりがある場合が多く、またエレベーターやバリアフリーのスロープが整備されていることが多いです。
さらに、多くの場合、フロントデスクに車いす対応のカウンターやスタッフがいるため、安心して宿泊することができます。
一方、旅館によっては、建物が古くバリアフリーの設備が整備されていない場合があります。(稀にあとから無理やりバリアフリー化している施設もあるので気を付けましょう。最初からバリアフリーな施設と、後からバリアフリーっぽくした施設では使い心地がまるで違います。)
そのため、車いす利用者にとっては不便な場合があるかもしれません。
ただし、最近ではバリアフリーの旅館も増えてきており、事前に確認して利用することもできます。
総じて言えることは、車いす利用者が宿泊する場合は、バリアフリーの設備が整備された施設を選ぶことが大切です。
忘れてはならないのが宿泊施設を決める時には、事前に予約時に車いす利用者が宿泊する事を伝え、利用する際にもスタッフに相談することをおすすめします。
車いす用の部屋がある場合もあります。
ホテルと旅館の違い
ホテルと旅館は、宿泊施設の形態や提供するサービスにおいて異なります。
一般的に、ホテルは比較的大規模な建物で、客室数が多く、宿泊客には個室が提供されます。ホテルでは、フロントデスクやコンシェルジュなどのスタッフが常駐しており、様々なサービスを提供しています。
また、レストランやバー、プールやフィットネスジムなどの施設を備えていることが多いです。
一方、旅館は、比較的小規模な建物で、客室数は少なく、一般的には和室が提供されます。
また、風呂や食事なども提供されることが多く、地元の食材を使った料理や温泉など、地域の文化や風習に触れることができる点が魅力です。
旅館は、宿の主人や仲居さんといったスタッフが直接接客をすることが多く、親しみやすい雰囲気があります。
ただし、最近では、ホテルにも和室や温泉、和食のレストランを備えた「和風ホテル」が増えてきているため、ホテルと旅館の境界線が曖昧になってきています。
総じて言えることは、ホテルは規模が大きく、多様なサービスを提供しているのに対し、旅館は規模が小さく、地域の文化や風習に触れることができるという違いがあるということです。
あとがき
日本語が通じるので色々とお願いもしやすいし、文化の違いもないので車いす利用者の場合は国内旅行が良いと思いますが、やはり人それぞれありますからね。
一人旅の場合は、全ての責任は自分にあるので良く考えてから旅先を決めましょう。