変形性股関節症は、座ったり立ったりするときに痛みが出る症状です。さらに、長時間、立ったり和式便座に座っている時に痛みを伴うのが特徴です。単なる関節痛?とか考えてはいけません。変形性股関節症は日常生活に直結する症状を持っています。
こちらも、なかなか理解されにくい症状です。理解されにくいのなら、理解を求めなくても良い仕事を選びましょう。
今回も過去にあった求人を参考に3つ紹介します。
1,カスタマーフロント職
給与・待遇:月給 15万円~ 休日出勤などがある
福利厚生:社会保険に入れる
必要学歴:高卒以上
資格・スキル:不問
- グループ社員に貸与される制服等の受付管理・コンビニエンスストア業
- 制服等貸与品のタタミ・仕分け、カウンターでの受付業務
- クリーニング業者への出品・納品業務
主にお客様に道案内をしたり、落とし物を管理したりします。
お客様によって求めていることが違うので対応するのが少し大変ですが、ほとんどの業務は座ったままする事が出来ます。
小さなお子さんからお年寄りまで様々な人と関われるところがこの仕事の魅力です。
2,コールセンタースタッフ
給与・待遇:月給19万円~22万円(業績次第で正社員登用制度ありな場合も)
福利厚生:社会保険に入れる
必要学歴:不問
資格・スキル:PCスキル(出来ればタッチタイピング)
- テレビCM等を見たお客様からの資料請求やご相談予約等の受付業務
- データ入力業務
- その他付帯業務など
口だけで説明することが得意な方や、ハキハキ話す人におすすめです。
相手の顔が見えない分、ハッキリとした声で丁寧な説明が必要ですが、「商品を購入して良かった。」といってもらえた時にやりがいを感じますよ。
3,ヘルスキーパー
給与・待遇:月給22万円~33万円 各種手当
福利厚生:社会保険に入れる
必要学歴:不問の所が多い
資格・スキル:簡単なパソコン操作が出来る方・鍼灸あん摩マッサージ指圧師免許をお持ちの方・社会人経験、ヘルスキーパーとしての実務経験のある方・公共交通機関での通勤が可能な方
- 社員へのマッサージ施術
- 受付業務、カルテ管理
- 電話、PCでの予約管理など
- 施術を受けた方の履歴管理
変形性股関節症で立ったり、座ったりがつらいのではなく、長時間歩くのがつらいなど、ある程度症状が落ち着いている方向けの仕事です。
誰かの健康を管理する事にやりがいを感じられる人に向いています。
変形性股関節症の障がい者が面接で聞かれる事
変形性股関節症の人は、「どれぐらい立っていたら痛くなりますか?」「痛みを感じる時はどんな時ですか?」など聞かれることが多いです。
このような質問に対して、答えを準備していなかった場合、スグに答えるのはかなり大変です。
普段から、具体的に自分が実践していることを交えながら説明することが出来るようにまとめておくと、スグに答えることができます。
企業に対して配慮をお願いする事
変形性股関節症の場合は、仕事中だけではなく、階段の上り下り・落ちた物を拾うというような何気ない動作が辛いことが多いです。
ですので、「出来ればエレベーターを使いたい。」「中腰が苦手である。」ということを伝えておけば、案外簡単に配慮してもらえるので無理なく、仕事ができますよ。
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価格:1,210円 |
あとがき
変形性股関節症は、間接が痛い事以外で説明が難しいので、なかなか受け入れられない障がいですが、身体障がい者同士だと意外とすんなり受け入れます。
ちなみに、変形性股関節症は軽度の場合は病院などで治療する事も出来ます。