2020大会のパラリンピックで思うのは、例年にない盛り上がりだと思います。オリンピックがグダグダで準備不足だった事も理由としてあるのでしょうか?とりあえず、成功に終わって欲しいですね。
そんなパラリンピックには多岐にわたり競技があります。そんな中でも、自分が車椅子だという事もありますので、車椅子での競技に注目してみようかと思います。ちなみに、車椅子と言っても、競技用車いすで普段からたまに街で見かけるような車椅子ではありません。
アーチェリー
1948年にロンドンオリンピックに合わせて行ったストーク・マンデビル病院で負傷した兵士のリハビリのためのアーチェリー大会がパラリンピックの原点です。
テニス
1970年代にアメリカで車椅子テニスが始まり、1992年に車椅子テニスが正式種目になりました。2バウンドでの返球が認められている以外、ルールはテニスと変わらないので、昔テニスをやっていた人は始めやすいです。
バスケットボール
1946年にアメリカの退役軍人病院で、負傷した軍人が車椅子でバスケットを始めたのが最初で、その後1950年代にはスポーツとして行う人が増えました。
車椅子バスケが最も歴史があるともいわれています。
フェンシング
ピストと呼ばれる床に固定上半身のみを使って競技するフェンシングで、1960年の第1回パラリンピックから正式種目になっています。
ラグビー
1977年にカナダで始まり、1996年にアトランタパラリンピックで公開競技になり、2000年シドニーオリンピックで公式競技になりました。かなり激しい衝突をする競技です。
射撃
1976年のトロントオリンピックから正式競技になりました。車いすの選手は、左右の肘を車いすの背もたれや脚などにあてずに両腕で銃を保持して撃つ。肘や腕の支えがなく、撃ち方の中で最も不安定とされています。
卓球
1960年の第1回パラリンピックから正式種目になっています。シングルスとダブルスでルールが違っています。
ボッチャ
ボッチャに類似しているスポーツは世界各地にあるので、発症に関してははっきりしません。
1984年のニューヨークパラリンピックで公開競技となり、1988年のソウル大会で正式競技になりました。
トライアスロン
2016年リオデジャネイロ大会から正式競技になりました。競技内容は変わらず水泳、バイク、ランですが、その中で、バイク、ランに車椅子を使用します。
マラソン
車椅子マラソンは、1984年のニューヨーク・アイレスベリーパラリンピックから、正式種目になりました。
これからの時代は国際化が進むでしょう。万国共通語である英語を話せる事が外国人とコミュニケーションをする最も簡単な方法です。外国人とコミュニケーションがとれるかどうかで、人生変わるでしょう。今初めて勝ち組に入るか?いつまでもやらずに負け組となるかは「あなた」次第です。
車椅子競技用のはそれぞれ違う
競技用の車椅子は街で見かけるものと大分違います。タイヤが「ハ」の字になっているものなど、様々あります。その競技ごとに求められる機能が違うため、長距離を移動する事を想定したモノや、激しいぶつかり合いを想定した作りのモノもあったりします。車椅子ラグビー用の場合は、タイヤが「ハ」の字になっているだけでは無くて、タイヤにカバーが着けてありま。
競技用の車椅子はそれぞれ違うので、違う競技用の車椅子で使いまわす事なんて出来ません。
車椅子でパラリンピック出場を目指してみませんか?
車椅子で出来るスポーツは上記以外でもありますし、最初から全てが競技種目だったわけでは無いので、諦める事はありません。パラリンピックを目指すとなると、簡単に達成できる目標もありませんが、掲げがいのある目標だと思います。
とはいえ、スポーツ用車いすは非課税とはいえ30万を超えるものが多いのも厳しいですね。競技用は高額なだけあって、何かの協議に挑戦しようと思うなら半端な覚悟じゃ始められませんね。しかも、普段から使う訳でもありませんからね。
スポーツ競技用車椅子は昔は給付制度の対象だったらしいのですが、今は欲しいのなら、自費で購入しなければなりません。購入する前に自分の担当医などに相談して下さい。
まとめ
パラリンピックである車椅子での競技って意外と多いんです。競技用の車椅子の値段が高額なのが少し痛いですが…車椅子でスポーツをすると目標としてパラリンピックがあります。色々な補助具を駆使する事で健常者と変わらない動きをする選手なんかもいますね。
競技用の車椅子の種類も段々と増えていますので、パラリンピックでの競技の種類も今後増えるかもしれませんね。