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特定の障がい者施設に【1人】は絶対に居るサビ官(サービス管理責任者)って何をする人?

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特定の障がい者施設には通称:サビ官(サービス管理責任者)が絶対に居ます。絶対に居ますが、目立たないというかサビ管は障害者福祉に関わるサービスや事業で無くてはならないものですが、まだ歴史も浅くマイナーな資格であることから、その存在を知る人は多くありません。

特定の障がい者施設では、必置資格でもあります。ですが、一般的に知られていませんし、僕も障がい者にならなかったら知らなかった事だと思いますので、サビ管がどんな資格なのか、仕事内容や資格の取得方法はどうか、そういったことを解説したいと思います。

サビ官の仕事内容

では一般的には知名度の低いサビ官ですが、普段は一体何をしているのでしょう?知名度が低いからと言って楽な仕事をしているかと言うとそうでもありません。

「障がい者総合福祉法」により、特定の障がい者施設に配置が義務付けられているサビ官「サービス管理責任者」の主な役割は下記の3点です。

個別支援計画の作成

障がい者施設など福祉サービスの利用者には、アセスメント(利用者の心身の状態や家族の希望などを把握・分析し、どんな支援が必要かを正しく査定すること)を通して、個別支援計画を作成することになっています。サビ官は本人や家族と面談をおこない、支援スタッフ(サービス提供者)と一緒に検討して個別計画を作成します。A型事業所なんかは本人と面談するだけの場合が多いですね。

施設などの利用開始後は、定期的にモニタリング(個別計画の進み具合や目標の到達度などを把握すること)を実施し、必要に応じて計画を修正します。

簡単に言ってしまえば個人面談や三者面談に近いですね。

医療機関との連絡調整

障がい者施設の利用者は、医療機関や行政、地域、その他の事業所などとも関わっています。個別利用計画に沿って適切なサービスを提供するためには、そうした医療機関や関係者と連携し、包括的なサポート体制を整える必要があります。

これは障がい者施設によって頻度が違うので障がい者施設に通所している人でも良く知らない事だと思います。

支援スタッフへの助言・指導

障がい者施設での業務はチームでおこなうのがほとんどです。サビ官は支援スタッフに対し、チームマネジメントの視点からサービスの質をより高めるための技術指導と助言をおこないます。A型事業所やB型事業所などでは新しい利用者に対しても似たような指導をします。

これも、わかりやすく言えば新人教育です。

サビ官の基準となる人数

サビ官は障がい福祉サービスの種類に対し一定数の利用者に対して必ず1人は必要となります。どれくらいの割合で必要になるかの基準は以下の通りです。

障がい福祉サービス事業(複合施設でもサービスごとに必要です。) サビ官の人員配置基準
療養介護、生活介護、自立訓練、
就労移行支援、
就労継続支援(A型・B型)
利用者60人以下:1人、
利用者61人以上:
40人以内ごとに1人追加
共同生活援助(グループホーム) 利用者30人以下:1人、
利用者31人以上:
30人以内ごとに1人追加

なお、利用者の支援に支障がない場合に限り、サービス管理責任者には管理者もしくは配置基準を超える人数を置いているサービス提供職員との兼務が認められています。結構曖昧と言えば曖昧ですね。

サービス管理責任者の年収

これが一番気になる人も多いのでは無いでしょうか?実際のところ年収は良いのでしょうか?全国で平均すると約369万円、地域別では、更に地域別でベスト3に入っているのが、東京都で約426万円、大阪府で約371万円、北海道で約332万円などとなっています。

観てわかると思いますが、ずば抜けて高くもなく、安くも無い年収です。取得するための要件などを考えると悪い年収では無いでしょう。

サービス管理責任者になるには

まず、医療機関や地域生活支援事業、障がい者職業センターなどの施設で相談支援業務に従事する場合は5年以上の実務経験が必要です。また、介護や日常生活に対する支援を行い、障がい者福祉サービス業など「直接支援業務」に従事する場合は、8年以上が条件とされています。時間さえ許せばここはわりと簡単にクリアできそうです。

実務経験の条件をクリアしたら、次は各都道府県が実施する研修を受講します。「相談支援従事者初任者研修」「サービス管理責任者等基礎研修」「実践研修」の3種類があります。これらすべてを修了しなければ、サービス管理責任者にはなれません。

なお、実践研修の受講には相談支援従事初任者研修及び基礎研修を修了後、過去5年間に2年以上の実務経験が必要です。

ややこしいですが、自主的な勉強は一切必要ありませんからね。難しく考えず、まぁまぁな期間障がい者施設で働いて、研修を受ければ良いだけです。(と言っても研修は自由に受けられるという訳ではありません。)

ただし、この資格は一生有効という訳ではありません。5年ごとに更新研修を受講しなければならないので、忘れないようにしてください。

あとがき

障がい者施設にはサビ官ってなじみがある言葉です。ちなみに僕は最初「サバ缶⁉」って聞き返しました。サービス管理責任者の略だったみたいです。

 

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