対人恐怖症の人は、他人と関わることが苦手だとかではなく、他人の目を気にし過ぎてしまうあまり、人との接触を避けてしまうという障害です。具体的な症状は、人と話す時に極度に緊張してしまう・大勢の前で話すと顔が赤くなったり汗をかくといった症状が現れます。障がい者と判断されることも、障がい者だと障がい者に受け入れられることも難しい症状です。
ですが、能力的には健常者と何ら変わりはありません。このような症状の人に向いている仕事とは何でしょうか?実際に合った求人から3つ紹介します。
1,テレフォンオペレーター
給与・待遇:月給20万円前後 交通費支給の所が多い
福利厚生:社会保険に入ることが出来る
必要学歴:高卒以上
資格・スキル:タイピングスキル、PCの基本操作(Word、Excel等)
- テレビCM等を見たお客様からの資料請求やご相談予約等の受付業務
- データ入力業務
- その他付帯業務など
テレフォンオペレーターは電話業務が中心なので人と話はしますが、誰かと顔を合わせることがほぼありませんから、対人恐怖症の人でも楽しく働けますよ。仕事内容も電話を通じてさまざまな年齢層のお客様とコミュニケーションを取れるので充実したワークライフを送る事ができるでしょう。
2,商品管理
給与・待遇:16万円~ または日給7,000円~ 契約社員・アルバイト(休日出勤の可能性があります)
福利厚生:社会保険に入れる
必要学歴:高卒以上
資格・スキル:不問
- 検品、ピッキング、商品仕分け
- その他関連業務など
最低限の対面はありますが、商品管理は基本的に倉庫内での作業なのでほとんど人と会うという事がありません。なので対人恐怖症の人でも楽しく働くことができます。仕事内容も商品の管理から品数の入力までさまざまな作業があるので自分のスキルやセンスを活かすことができますよ。
3,清掃業務
給与・待遇:月給18万円~(正社員) その他:地域の最低賃金の時給
福利厚生:社会保険に入れる 制服がある場合もある
必要学歴:不問
資格・スキル:不問
建物や館内の清掃業務
清掃業は、人と密に関わることはないので対人恐怖症の人でも安心して働くことができます。さらに仕事内容もいわゆる縁の下の力持ちなので、目立つことはありませんが、人の役に立てていることを実感できる職業です。
対人恐怖症の人が面接で聞かれる事
対人恐怖症の人の場合は、「症状を落ち着けるために何か工夫していることはありますか?」といったことや「初対面の人と普通に話せるようになるまでにどれくらいの時間がかかりますか?」という事を聞かれることが多いので、面接が決まった時は普段の自分を振り返り説明できるようにまとめておきましょう。
企業に求める配慮について
どういった配慮が必要か尋ねられて困ると思いますが、会社に配慮事項を求める際は、「会議やプレゼンテーションなどで大勢の前で話すのは苦手なので他の人にお願いしたい。」ということや「症状が出てしまうとパニックになってしまうので休憩させて欲しい。」ということを伝えておくと安心して働けますよ。
最短1ヶ月で動画編集スキルが身につく!【クリエイターズジャパン】
フリーランスで仕事をするようになれば、誰かと関わることが苦手だという人は、障がい者とか健常者とか関係なく仕事をする事が出来ますし、このようなオンラインスクールなら直接顔を合わせることがないので、技術を身につける段階から人と関わることはありませんし、仕事を始めた後も人と関わることはありません。収入も決して低収入と言う訳ではないので、動画編集だけでも十分に生活する事が出来ます。
あとがき
どんな障害でも探せば向いている仕事はあるものです。自分の中では向いていないと思うだけで、実際は天職なのかもしれません。そんな仕事は自力で探しても、見つけられる可能性は低いでしょう。このサイトでもわずかしか紹介できていませんし、人によっては、障がいの状況も違いますからね。
色々な障がい者を見てきたエージェントと一緒に就職・転職活動をした方が、一人でやるよりも数倍早く仕事が決まりますよ。