車椅子でも行けるかどうかは紹介させてもらっていますが、行こうと思えば行けるけども、行かない方が良い場所があります。あまり行かない方が良いと思う場所を【5】つ紹介させてもらいます。
坂道、無人駅、階段、トイレ等に関しては当たり前ですから無しにしています。
〇〇狩り(山、川、海)

誰かと一緒だからとか、ノーパンクタイヤだからとか、そういう問題ではありません。車椅子の車輪は軸が通してありますので、軸に対して負担をかけすぎると…折れてしまします。どんなに頑丈な車椅子でも、軸はどの車椅子も大差ありませんし、僕の車椅子は結構丈夫ですが、無理な運転をしたのか2回ほど軸がおかしくなりました。以来、なるべく平坦な道を通るようにしています。
根元が折れたりしてもタイヤは動くので、直ぐに異変に気付かないで放置して、いつ折れたのかわからない人も多いかもしれませんが、軸が折れた場合は本体丸ごと交換する事になるので、結構大変だったりします。
主要都市の飲食店

主要都市は土地が高いので飲食店として店を出すときは少しでも家賃が安い建物にスペースを借りようと古い建物に店を出したりします。古い建物でエレベーターが無いのに、2階以上や地下にある建物の中にあるなんて当たり前ですし、エレベーターがあったとしてもそこに辿り着くまでが大変だったりします。大手のファミリーレストランだろうと、主要都市で2階以上や地下にあったとしても、繁盛店の場合は昔からやっている可能性があります。
最悪の場合は、荷物の搬送用エレベーターで昇り降りしなければならなくなります。当然ですがそういうお店には多目的トイレはありません。外観を確認する事が可能な場合は外観をみてエレベーターがなさそうなら、行かない事です。仮に荷物搬送用で良いと思っても、多目的トイレはありません。
神社

初詣で毎年のように訪れていたけど、今年からは車椅子でという人は要注意です。ここは取りあえず前に進むのに、普段の何倍も力が必要となりますし、初詣ともなれば沢山の人がいるので、ゆっくりと進まなければならず、砂利道でゆっくりと進むのは余計力が必要です。
少し大きめの神社の場合だと、初詣の時には出店が沢山あります。場所によっては色々な出店を見て回る事も出来ず、立地の悪い場所にある出店に行きたくても行けずに少し悔しい思いもしますし、介助人が居ないと、おみくじの列にも並べなかったりします。
人が多い時を避けると、出店は勿論ありませんし、人が少ないので当然ですが活気もありません。
老舗ホテル(旅館)の障がい者専用の部屋

老舗の場合は一応部屋がある場合があります。でも後からとってつけたような部屋で、それほど綺麗でもありませんし、無理している感が漂っています。
こういった場合は車椅子に対応していない設備がちらほらあります。ホテルは変な段差があったり、妙に狭い通路があったり、挙句に食事用のテーブルに車椅子が入らない事もありました。僕の車椅子は、肘掛けを跳ね上げられたので何とかなりましたが、車いすによっては跳ね上げとか出来ませんからね。
温泉旅館の場合だと、かなり無理して車椅子でも宿泊は可能にしている場合が多いです。その場合は露天風呂へは行けなかったり、お土産コーナーは棚と棚の間隔がやたら狭かったり、家族と宿泊した場合はみんなが畳の上で食事をしているのに自分は専用のテーブルを出されるなど散々です。
老舗は老舗でも、少しグレードが高いホテルか旅館にしないと、宿泊は出来ても満足は出来ません。
車いす利用者用の部屋がないカラオケ店

車いす利用者用の部屋が無いカラオケ店は、段差があったり、エレベーターが無いか、やたら狭かったり、意味不明な段差があったり、普通のトイレ以外用意されていなかったりと、車いす利用者用の部屋がある店舗はそれらをすべて解決してくれます。短い時間の利用は良いと思います。
通路は広くて、段差もなく、エレベーターも完備されているけれど、多目的トイレがない。そんなお店があります。値段は安いし、持ち込みは自由なんですが、車椅子でも入れるトイレが無いので利用する気にはならないです。他にもあります、値段もかなり安くて、持ち込み可能で、直ぐ近くに激安スーパーがあるお店がありますが、5階にありエレベーターも無いのでこちらも利用する気にならないです。
そもそも、一人カラオケですからインターネットに繋いで部屋でやった方が更にリーズナブルですけど。
これを使ってグループホームの自分の部屋で歌ってます。薄い壁と扉ですが、外には漏れていないようです。これから忘年会シーズンですから、歌う曲を今から練習しておくのも良いのではないでしょうか?
あとがき
絶対に行ってはいけない場所ではありません。行くなら自己責任で行ってください。あまり良い結果は待っていないと思います。